所持してるFUEGUIA1833の感想③ パジェーナデラパンパ、ラボニータ、タイース
⑦ パジェーナデラパンパ Ballena de la Pampa 2-16
草原で休むクジラの香りとのこと。
英語版サイトだとローンチが2010なんだけど…
2019年、南米ペルーで4本足のクジラの祖先の化石が見つかったらしい。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.cnn.co.jp/amp/article/35135319.html
パジェーナデラパンパのことが頭にあったので、歩けたのか…ってちょっと感動した。哺乳類だもんね、足もあるか。
草原のクジラ、ってそういうことではないと思うけど…笑
ナスカの地上絵にもBallena(クジラ)があるらしい。
なんかわからないけどクジラと陸のイメージって私の知らない世界ではよくあるのかもしれない。
アンバーグリス(龍涎香)そのものを嗅いだことがないからわからないんだけども、
鯨の腸内でできる結石であるアンバーグリスと、草原の香りがほんとに素晴らしいこの作品、名前と香り、どちらが先行して作られたのか気になりますね。
パジェーナデラパンパは同じパンパ仲間のパンパセカほどグリーン感、というか、
クレジットにあるストロー(藁)感はない気がする。
はじめに店舗で試した時はもう少しグリーンを感じたから、このロットがグリーン少なめなだけかな?
この香りを初めて試すとき、ムスクが13種類入っていると聞いてムスクが苦手だった私は構えていたんだけど…
フラスコの中の空気を吸った途端立場を変えました。
ポニョ、ムスク、好き〜。(アホ顔)
フエギアのムスクの香り本当に好き。
上澄みというか、高音域の香りというか。
肌に乗せると、まずドライフルーツのような甘い香りが奥にいる感じがする。
レーズン的な…甘酸っぱい果実。
そのあとムスクがファーっときて定着する。
ストロー、わからん!
藁いる!?これ!?
でもなんかちょっとグラス(草)っぽさはあるんだよなー!
藁!?ワラ!?笑!?
(昔、(笑)のかわりに藁って使うやついたよね)
藁の香りなんて牧場でしか嗅いだことないからわからないだけかもしれない。
草原という名前のわりに甘い。
砂糖やカカオの甘さではなくて、
干したフルーツのような……
あっ、それが藁か?なんか乾いたあたたかい香りがする。
パジェーナデラパンパはほんとに不思議で素敵な香り……。
⑧ラボニータ la bonita 1-19
初秋に手に入れたときは、吹いた瞬間「うめぼしの匂いがする…」と思いました。
実は今でもバニラがわかりません。
ガーデニアもわかりません。
ひたすらに酸味のあるフルーツの香りがします。
ムエットで嗅ぐと可愛い香りなの。
お花とバニラの中に果実感があって。
すごく可愛いの。
私の肌との相性が、今の季節ではよくないみたい……。
ちなみに私の肌で季節が限られる香水は下記の通り。
春〜初夏にしかつけられないもの
アンジェラ チャンパーニャ アトリア
メゾンクリスチャンディオール ラコルノワール
春〜初夏の方がいいもの
ゲラン ローズバルバル
夏にしかつけられないもの
エルメス 地中海の庭
夏の方がいいもの
ラルチザン パッサージュダンフェ
冬の方がいいもの
フエギア フエムル
冬にしかつけられないもの
ラルチザン プルミエフィグエ
ラルチザン マンダリナコルシカ(春夏は不明だけど秋より冬が良かった)
(ラルチザンのよさがしばらくわからなかったのは、とにかく私の肌だと季節との相性が大事だから、という理由ですねこれは。)
それはさておきラボニータ。
多分、アトリアやラコルノワールと同じジャンルなのではないかと思っており……この二つは本当に素晴らしい香りなのに、夏〜冬は甘ったるくてとてもつけられないんです。
ラボニータの酸味も、春爛漫!て時期ならいける気が…する……しばらく寝かせておきます。
ボケの花………使いこなしたい……。
⑨タイース thays 1-16
なんか私が持ってるフエギアのボトルのロット、だいたい16じゃない?読み間違えてる?XVIって16だよね?
このタイースは、確か初回にフエギアの店舗で買い物をしたとき(2017年春)に新作として出たばかりで、サンプルでもらったもの。
あの当時は購入するとサンプルくれたのにね……いつのまに……。
その時のサンプルがほんとにいい香りだったんだけど、自分でつけるにはちょっと爽やかというか、グリーンすぎるなーと…好きな香りだけど似合う香りではないと思ってた。恐れてた。だけどあれ?なんか違うかも?(cv.千石撫子)
でも気になってはいたので改めて小分けで頂いた時にちゃんとプッシュして、もう……うっとりですよ……
そんときの女の子が、いまの嫁です。
(タイースの肩を抱く)
会場:えーーーっ!
司会の坂上忍:マージでぇ!?ちょっっっといいのぉそれぇ!?
100mlボトルお迎えしても全然後悔がないというか、安心感がすごい。
これが結婚……?
推し殺しのすみぞめですから。
好きな香りほぼ廃盤になってきましたから。
好きなキャラも死にますし。
金カムの尾形が生きてるのは奇跡ですよほんとに。作者ありがとう。
タイースのことは、俺が守るよ…。
嫁とか言ったけどタイースから連想されるのは栗色の髪の毛の足が棒みたいに細い少年。
ばら色の頬。
無邪気な笑顔。
ミステリアスな横顔。
額にかかる髪の毛。
照れ臭そうな笑み。
幾何は得意だけどラテン語の文法は苦手。
体の線が細いのに度胸があるから校内のラグビー選手に選ばれてる。
友達にも両親に愛されてるけど、彼が本当に心を許してるのは近所に住む変わり者の爺さんだけ。
アッこれ無限に書けるやつ。
マテの花の香りなんて嗅いだことがないものだからマテの花の香りと言われても全然わからないんだけど、
なんか温暖な気候の国の植物の香りはする。はて、これがマテ?
なんかあたたかいと感じるのは「太陽のマテ茶」の先入観かもしれないんだけど(笑)試した人ならわかるはず、
「なんか温暖な気候の国の植物の香り」がする。あったかい…。
あたたかみはあるけど、バニラとかサンダルウッドとかのような、低音域の香りというわけでもなく。
中音域にグリーンティーを少し感じる。
抹茶っぽいというか。アベルのゴールデンネロリの抹茶みたいな雰囲気。
あとオスマンサスってクレジットあるけど「あっこれキンモクセイだわ」とはならない。ギンモクセイも嗅いだことあるけど「ギンモクセイだわ」ともならん。
香りを吸い込むと、なんか金色に輝く煙が鼻から入ってくる気配がする。
マテフラワー、オスマンサス、グリーンティーでなんでこの香りになるのか全くわからない、マテフラワー何者?
個性的で、でもクセがなくて、フエギアらしくて、頭痛がしててもつけられる。
結婚して正解でした。
長くなりましたが所持フエギア感想戦これにて終わり!